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International 470 Class

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2016年から開発を始め、2017年から販売を開始。

高い評価を得て、国内の470新艇はほぼ全てPMJ艇に。

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2021年には設計、型の製造、製品の製造に至るまで3DCAD(3次元コンピュータ支援設計)をフル活用した現行学連向けのL-0モデルをリリース。

これまでの国産470級ではない重量、寸法、温度が管理された生産体制での製造を開始。

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その後、自社艇でパリ・オリンピックに挑戦するキャンペーンを行い、どの470より高剛性かつ強風でのパフォーマンスに特化したG-1モデルを開発。

製造時に使用する樹脂、パテの分量を440箇所の部位ごとに分けて計測することで究極まで狂いのない艇を作るノウハウを獲得し、その他の艇種やモデルでも応用している。

詳細情報

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ハル

これまで製造してきた船形、他社艇の船形を比較し、複数のオリンピックセーラーの感覚のフィードバックを反映させてたどり着いた形状。バウにボリュームを持たせ、プレーニングに入りやすくすることで、風が強くなってきたときに船が前に出やすくなる。

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デッキ

​走りには直接の影響を及ぼさないが、乗員が直接力を加える部分になるため、必要な部分には追加の補強が入り、長期間の使用でもクラックなどが入りづらい配慮をしている。

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フォアデッキ

470の艇体の中で最も薄い部分。それに対してマスト、フォアステー、サイドステー等大きなテンションが掛かる部分に囲まれている。そのテンションによるたわみが少なくなる様、最適な位置に先端中央部からサイドステー方向に段差を設けている。

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マストパートナー

​プラーをかけたときに確実にマストのベンドを止め、セーリング中にはサイドベンドも抑えるためのパーツ。船の内側の補強と連動して最大のパフォーマンスを発揮する様にデザインされている。取付時に船の中心からずれない様になっている。

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​ウォーターブレイク

波除けの機能だけではなく、船の剛性をあげるために必須の成形部位。断面積を大きくして、内側を隙間なく充填することで、船に掛かる荷重に負けない構造になっている​。

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マストステップ

この部分には大きな力がかかるため、大きなフランジを設けることで力を分散させている。マストステップ取り付け角度はマストのセッティングに大きな影響を与えるため、ハルとデッキを接合させる際には3Dプリンタで製造した精度の高いジグを使用し、ばらつきが出ない工夫をしている。

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キールソン

船の命とも言えるキールを補強するための大切なパーツ。センターボードを支えているセンターボードケースのサポートも兼ねている。更にマストステップの荷重も直下で受けるため、内部には高密度の木材を選定し組み込まれている。

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トランクキャップ

センターボードにかかる力をしっかりと受け止めるために幅を広く、厚みも増して作られる。クルーワークで足を掛けてハイクアウトすることも想定済みのデザイン。

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サイドデッキ

適度に丸みをもたせることで人が乗ったときに凹んでしまわない様になっている。ハルとの接合部分には経年でクラックが入りやすいため、基材の配置を工夫し重量増を抑えながら補強している。

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バルクヘッド類

使用している木材、補強類はすべてレーザーカットもしくは機械裁断されたもの。従来の船に見られた手加工によるズレはなく、一艇一艇が同じ船。

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補強・艤装品

データ上でフィッティングのシミュレーションをすることで、パーツ取り付けに必要な補強の位置を割り出し、重量の増加を必要最小限に抑えている。

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​フォイル類

​PMJオリジナルのフォイル。ラダーストック、ガジョン、ピントルも専用設計で、ハードな使用にも耐えれる様になっている。

​gallery

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